みなさんこんにちは。いろはやの中山です。
このたび3月18日にいろはや本店、20店、ボタニカルガーデン店、出島本店、デザインアートラボに続き
「いろはやJR長崎駅店」がJR長崎駅内の「長崎街道かもめ市場」にオープンします!ちょっとだけ外観をご紹介します。
全体としては個人的に大好きなグレーの漆喰の質感でいきたいと思っています。
お店をつくるにあたり意識しているのは
「古くならない」ことと
「経年とともに価値を帯びてくること」をいつも考えています。
ファザードに面する箇所にも同じくモルタル調の漆喰をあしらいました。
台形の形状で奥まで足を運びたくなるようにデザイン。
ここに波佐見焼のセレクトがどーんと並ぶ予定です。
今回のお店の什器で一番こだわったのはこのテーブルの脚。
これはクスノキを丸太で購入し、それを前田木工所のこうえいさんに一生懸命つくってもらいました。この木目調がとにかく美しい。
大迫力です。
もう一本の脚にも。
クスノキは防虫、抗菌の効果もあります。木本来持つあたたかい香りが店内を包んでくれます。
またクスノキは長崎では平和のイメージもあります。
こんな時代だからこそ。どうしてもこの素材を使いたかった。
今回のお店のテーマは「ETHICAL」(エシカル)。
「倫理的な」という意味ですが
地球環境や、人、社会に対して配慮されたものを購入・消費したり、
またそのような商品のことを指します。
今更な感もありますが材質も極力プラスチックを使わず漆喰や木など再生可能な素材を使用しています。
いろはやグループでは不要な衣類をフィリピンに送るリサイクル事業、また売上の一部を毎年の災害や植樹事業に寄付など。少しばかりのメセナ活動を行っています。
http://www.irohaya.info/irohaya-group/csr/
「もう俺の店は今月でおしまいだからよ、その辺の物持って行っていいぞ」
福岡県朝倉市の150年以上続く飴屋さんの店主から言われた言葉が「九州みやげいろはや出島本店」の生まれるきっかけとなりました。
「九州の生産者と未来を観光都市長崎でつなげる」をコンセプトに2018年オープン。
その姉妹店となるJR店はさらに一歩進めて地球全体がもっともっとよくなるような、そんな意思を込めて作りました。
戦争や紛争、災害。けど「未来は明るいにきまってる!」
お店のコンセプトも。使っている材質も。そこで取り扱う商品にも。
そう子どもたちに伝えていけるようなお店をつくっていきたいと思います。
ぜひ皆様のご来店をお待ちしております!